節分のあとは…

2007.01.29
未―コラム記者ノート

 季節柄、節分に関する取材が最近続いた。柏原町の木の根センターでは地元婦人会が中心になって親子を招待し、豆まき大会が行われた。また、市島町の老人ホーム丹寿荘では、太巻きの丸かぶりを取材した。 この仕事をやっていて良かったと思えることの一つに、取材を通して一年中、季節ごとの行事に参加できるということがある。鯉のぼりをあげたり、七夕に笹飾りを作ったことはもはや遠い昔。独身だと行事に参加しづらいので、ここ数年はよその家を見ては「もうそんな季節か」と思う少々淋しい日々が続いていた。 しかし、今なら取材と称して堂々と行事に参加できる。豆まきでは、子どもにもみくちゃにされながら「鬼は外」と言い、丸かぶりではしっかり太巻きをご馳走になった。 だらだらと過ごしてしまいかねない1年を、要所でピシッとしめてくれる行事は、自分には必要だ。だから、様々な行事がある日本に産まれてよかったと、しみじみ思う。 さて、節分のあとの大事な行事といえば、そうバレンタイン。こちらは取材とは関係なく、個人的にチョコレートを受け付けております。(西澤健太郎)

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