オープンガーデン

2007.02.01
未―コラム記者ノート

 4月から5月前半にかけて、週末は雨が多かった気がする。5月半ばに入ってようやく晴れの日が増え、ちょうどいい気候になった。丹波人1年生の私達家族の週末は、毎回小旅行気分で丹波のあちこちに出かけている。先日、『わが家の庭』を公開している丹波オープンガーデンに出かけた。 兵庫県では宝塚、三田、淡路島のオープンガーデンに行ったことがあるが、今回訪れた丹波の庭はそれらと異なり、美しい山並みを借景としたり、近くにある田や畑も庭として取り入れたりと、丹波地域の個性がとても生かされているという印象を持った。 一軒目のお宅では花談義のほか、ハーブティの作り方、裏山についてのお話しなど庭主とおしゃべりを楽しんだ。二軒目では子ども達にカブトムシの幼虫を見せてもらった。「また見においで」と誘ってくれ、子ども達はおおはしゃぎ。三軒目では別のファミリーの来訪者と一緒になり、今まで訪れた庭の感想を話し合った。 丹波の森花くらぶは「単なる庭自慢ではなく、地域のコミュニケーションの向上にもつながれば」と企画した。庭やみどりのもつ効果は果てしない。人と人、人と自然、地域と地域などを「つなぐ」役目として広がってほしい。また今週末、篠山市の今田や本郷、小原に一家でおじゃましま~す。(坂井謙介)

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