「医療問題について、市民の立場から考え、地域医療を守りたい」という方々から電話やメールを頂いたり、取材先で声をかけて頂くことが多々ある。最近とみに、その回数が増えた。市内外で開かれる医療問題を考える集まりにも、できるだけ顔を出し、一市民として、何ができるのかを考え続けている。 市民が正しい方向を向いて行動することの大切さを、「県立柏原病院の小児科を守る会」のお母さん方から教わった。署名そのものは、県に、ものの見事に袖にされたが、活動やメッセージは、住民運動のあり方に一石を投じた。波及効果で、今すぐは無理でも、近い将来、医師に赴任して頂けるのではないか、また、医師が赴任したいと思われる地域に、丹波地域はなれるのではという期待を持っている。 「会って話がしたい」と言って下さる方々と、ざっくばらんに意見交換をする場を持つことになった。8日午後7時から、丹波市役所隣の氷上公民館で。参加者数人のこぢんまりした集いになるだろう。考え方や、立ち位置が異なる人が集まる。話がどう転がるのか楽しみだ。参加は自由。時間と興味がある方は、のぞいて下さい。 (足立智和)