世界と丹波

2009.01.29
未―コラム記者ノート

 篠山鳳鳴高校の2年生は今年、修学旅行でグアムに出かけた。海外旅行は3年続いたが、来年の修学旅行先を決める時期に、燃油サーチャージが上がり続けていたため、来年はまた以前の北海道スキー旅行に戻るとか。海外がいいかどうかはともかく、世界の動きが、丹波の高校生にもふりかかる時代になった。 アメリカの新大統領に黒人のオバマ氏が就任したというニュースは、割と関心を持って見ていた。私は女性なので、ミシェル夫人に目がいき、肩出しドレスが似合うなぁ、病院の副院長もしていたのか、長女は35歳で出産したのか…などの情報が気になった。外国人と接している人などは関心が高いのか、英語教室を開いている篠山の女性は、インターネットで英文記事をはしごしたそう。「アメリカのサイトの方がたくさんニュースが読めるから」と熱かった。 退職している父は最近テレビをよく見ており、以前はしなかった政治の話がお茶の間の話題にのぼるように。聞けば「集落の運営に置き換えて見とるんや」。なるほど。ニュースを身近に感じるには自分と関連づけるのが一番だ。(徳舛 純)

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