メッセージボトル

2009.02.10
未―コラム記者ノート

 「智和君、近々沖縄行く予定ない?」。1月末に山南中の山口直樹校長から電話を頂いた。以前に、よく行っていると話したことを覚えておられたのだろう。「2月に入ったら」と答えると、「石垣島は行かへん?」と言われ、メッセージボトルが拾われたことを教えて下さった。 伊江島―石垣島の直線距離約440キロを丹波を起点に置き換えると、東は東京、西は熊本に達する。「よくぞ」との思いを抱かずにはいられない。劇的な物語の舞台に行きたくて仕方がなかったが、日程が調整できず断念した。 吉原さんは過去に2度、西表島でメッセージボトルを見つけたことがあるそう。電話の吉原さんは、「筆不精なので、電話番号が書いてあって助かった」と笑い、「韓国、台湾からも含め、漂着物が多い海岸で、ボトルを拾ったことがない人だったら、見過ごしていただろう」とも。 吉原さんの写真は、石垣市の八重山毎日新聞で勤務する友人に撮影を頼み、メールで送ってもらった。切り口を変え、八重山毎日新聞でも取り上げる予定だとか。掲載紙を交換し、記念に生徒にプレゼントしようと思う。(足立智和)

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