県立柏原病院も加盟する全国1000の自治体病院でつくる全国自治体病院協議会が、年に1度開く「全国自治体病院学会」。加盟病院の医師、看護師、技師らが演題を持ち寄り、自院の取り組みなどを発表する。14、15の両日、秋田市で開かれるこの学会に招待された。 学会のメーンテーマは、「地域医療の再生に向けて―いま、自治体病院のなすべきことは―」で、今学会の要のシンポジウム「勤務医のモチベーションを維持させるために」で、丹波地域の取り組みを発表する。北海道から沖縄まで2日間で2500人が集まる。県立柏原は今年は不参加だが、他の県立病院は参加するし、福知山、西脇、三田の近隣市立病院の名前もある。医療者に直接アピールする絶好の機会で、丹波地域の「良さ」を大いに宣伝しようと思う。 ご一緒させて頂くのは、達増拓成岩手県知事、医療問題に精通している井上清成弁護士、坂本すが・日本看護協会副会長といったお歴々。どこも頭の痛い問題を抱えている。色んな話を聞いて、丹波地域の医療再建に役立てたい。(足立智和)