6時15分の警報解除

2011.01.19
未―コラム記者ノート

 先日、久しぶりの大雪が降った。そんななか、丹波市立学校の休校措置を巡る一連の対応をみていて、判断の難しさを感じた。 今回は、日曜日の午後に大雪警報が発令され、月曜日の午前6時になってもまだ解除されなかった。「午前6時半に警報が出ていれば自宅待機」のルールがあるため、「休みになるのでは」という心もちでいた家庭が多かったのではないかと思う。しかし、警報は「6時15分」に解除された。 各家庭に防災行政無線で措置の連絡が入ったのは、早いところで6時40分、遅いところで7時。せいいっぱいの時間だったに違いないが、休校や始業開始を遅らせることを伝えるのに「7時」はちょっと遅いのではないかとも思った。 もう家を出ていた子もあったと聞くし、共働きの家なら、子どものお昼ご飯のことも考えないといけないかもしれない。 今回は「6時15分の解除」というめったにない状況で、みんな頭を悩ませた。しかし逆に、「こんなこともある」という経験にもなった。大変ななかではあるが、保護者にできるだけ親切な対応をお願いしたいと思う。(古西 純)

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