柏原が少しずつ

2011.04.28
未―コラム記者ノート

 昨年4月に柏原の古い町家を改装してオープンした鹿肉料理専門店「無鹿」。味も雰囲気もお気に入りになりました。そして1年後。柏原に気になる店がまた2つ開店した。柏原のシンボルの大ケヤキ「木の根橋」に感銘を受けて出店を決めたバウムクーヘンの店と、地元の老舗が移転した和菓子店だ。
 木の根橋→年輪→バウムクーヘンとは、単純なようで今まで誰も思い付いていなかった。外部の方ならではの新鮮な発想に感心しきりです。
 また、柏原藩主の初代、2代、3代をおまつりしている織田神社の修復が完了した。境内の植木もさっぱりして社殿が見えやすくなり、存在感が大きく増したと思う。
 「江」の影響で観光客が増えているらしく、グッドタイミング。近くの方が「八幡神社、織田神社、西楽寺、木の根橋が密集しており、丹波一のパワースポット」と宣伝していたが、本当にそうかも。
 空き店舗活用や街なみ環境整備事業などに取り組んでおられる「まちづくり柏原」の努力が市民の目に見える形になってきたように思う。(古西 純)
 

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