健診結果が手元に届いた。健診のたびに4―5キロの幅で乱高下する体重は横におけば、今年は血液検査の結果が、改善した。大した節制はしていないが、少し気をつけたことで、結果が違っていた。
去年は、A判定が4つ、Bが3つ、CとEが1つだったが、今年は、Aが6つ、Bが3つ、Cが1つ(中性脂肪)と、通知表に例えると、「がんばろう」が減った印象。
酒好きが気になるγGTPは78と、いつものEからお初のBに躍進。日本酒を飲みながら水を飲む、焼酎の水割りを飲みながら水を飲むようにしたことで酔う前に腹がふくれ、結果、酒量が減った。これが奏功したと思いたいが、根拠はない。
しかし、血液検査の結果に喜んでいたら、落とし穴が。結果表の表紙に、「胃部E」とあった。右側ページに目をやると、胃部のX線所見に、「胃粘膜下腫瘍疑い」の見慣れぬ文字が。
素人判断、個人的な「大丈夫だろう」との思い込みによる「経過観察」がよくないことは承知しているので、すぐ精密検査を受けようと思う。「疑い」が間違いであることを祈りつつ。(足立智和)