夏盛り上げる金管バンド

2016.08.10
未―コラム記者ノート

 毎月、こども新聞の特集テーマを何にしようか、決まるまでいつも落ち着かない。9月号のテーマは小学校の「金管バンド」に決め、今は夏休み中に地域のまつりに出演する子どもたちを取材に回っている。
 丹波市で音楽隊活動をやっているのは、吉見小学校と東小学校。篠山市では、多紀小学校と篠山小学校で取り組んでいる。多紀小は、大芋、福住、村雲の3校が統合して今年度からできた学校だが、偶然にも3校とも金管バンドがあったので、伝統が引き継がれた。
 暑い中、懸命に演奏する音を聞いていると、何だか涙が出そうになる。みんなで金管に燃えている姿がまぶしく見えた。また、金管活動に誇りをもっている子が多くいたのも印象的だった。
 吉見小は7月末の市島川裾祭で、多紀小は先日の福住夏まつりで出演が終わったが、東小は8月23日の愛宕祭と8月27日の生郷音楽祭、篠山小は8月15日のデカンショ祭に出番を控えている。夏休み、金管の子どもたちは大いに地域を盛り上げてくれている。がんばれ!金管バンド!(古西 純)

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