先日、京都迎賓館で2019年のワールドカップ予選の組み合わせ抽選会が行われたラグビー。15年イギリス開催で3位だった南アフリカに歴史的勝利したことや、2年後のワールドカップが日本で開催されることなどから人気が上がっている。取材した県最北端の三田市のジュニアチームでも部員が増加しているという。
今月10、17、24の3日間、日本代表戦が熊本、静岡、東京で行われ、いずれも地上波で生中継される。さらに注目度がアップするだろう。
丹波地域ではクラブチームがなく、なじみの薄いスポーツ。本日号の「こども新聞」でラグビーを紹介したが、企画段階で丹波地域の子どもたちが何人くらいプレーしているだろうかと思い、三田のチームに問い合わせたところ、6人もいたことが分かって意外だった。
丹波地域在住の2選手を取り上げた。「どんな選手になりたいか」という質問に「人がミスしてもフォローできる選手に」「みんなの役に立てる選手に」など、どんな「選手」を超えて、どんな「人」になりたいかを答えていて、印象的だった。(坂井謙介)