8月4日号の「丹波こども新聞」で、「夏休みに探してみよう珍しい生き物」の特集をした。ハナダカダンゴムシ、ホトケドジョウ、ナガレホトケドジョウ、ウナギ、タガメ、ゲンゴロウを取り上げた。
ウナギは、30年ほど前に同じ青垣町神楽校区の人が捕まえたのを見たことがある。自分で捕ったことはないが、大勢で一斉にワナを仕掛けたら、一匹ぐらい捕れるんじゃないかと思っている。
タガメは、20年ほど前に一度捕まえたことがある。場所は、残念ながら丹波地域ではなく、大阪府豊能町。自転車がパンクして友人の迎えを待っていた8月の夜、街灯の下にいた。タイコウチを大きくしたようでひと目で分かった。大きな鎌状の前肢がこわくて触るのがためらわれた。
子どもの頃、小さなドジョウを頻繁に捕まえていた記憶があるが、ホトケかナガレホトケか今となっては調べようがない。「それが希少、珍しい」という知識がないと、発見も世に出ない。
一つでも見つかって、「子どもお手柄」という記事を書けたらと、捕獲の知らせを待っている。(足立智和)